コッカプーはどの子もとても愛らしいのですが、サイズも見た目もさまざまです。一番大きいのは、スタンダード・プードルとコッカー・スパニエルの交配で生まれたマキシ・コカプー、次にプードルの親がスタンダード・プードルではなくミニチュア・プードルであるミニチュア・コカプーがあります。さらに、トイ・プードルとミニチュア・コッカプーの交配で生まれたトイ・コッカプー、トイ・コッカプーとトイ・プードルの交配で生まれたティーカップコッカプーの順に小さくなっています。さらに、親犬の色や模様のバリエーションも豊富です。毛質は、シングルコートでしっかりしたカール、シングルからダブルコートでウェーブ、ダブルコートでストレートの3種類です。

私たちコッカプーは、世界初のデザイナー犬種で、誕生以来、ずっと愛されてきたコンパニオン・ドッグです。スプードル、コッカープー、コッカードゥードルなど、いろいろな名前がありますが、どんな名前で呼ばれても、私たちは家族として完璧なペットなのです。私たちの親であるコッカースパニエルとプードルは、1940年代にアメリカでとても人気があった犬種で、最初のコッカプーがいつ生まれたかは正確にはわかっていませんが、私たちはおそらく幸せな事故だったのではないかと考えられています。1950年代には、コッカプーが繁殖された記録があり、1960年代には、人々が新しい家庭犬としてコッカプーを求めるほど有名になったのです。私たちの素晴らしい性格は、外見ではなく気質を重視した親犬種から特定の特徴を組み合わせてコンパニオンドッグを作ろうとしたブリーダーの結果なのです。(コッカプーのブリーダーたちは、私たちの魅力的な性格を作り出すことに集中し、犬種標準の外見を与えることにはあまり関心を示しませんでした。私はプードルの祖先から、賢さ、アレルギーに強い被毛、そして楽しいことが大好きでおっちょこちょいな性格を受け継ぎました。コッカースパニエルの祖先からは、甘えん坊で、人懐っこく、大小の人間に愛情を注ぐ性格が受け継がれています。私の親犬はどちらも優れたレトリーバーで、特に鳥類の狩猟犬として飼育されていました。私は彼らほど活発ではありませんが、いつでもキャッチボールを楽しんでいますよ。ハイブリッド犬として、私たちはアメリカン・ケンネル・クラブに認められていませんが、それでも私たちは最も人気のあるデザイナー犬種の1つです（何十年もそうしてきました）。コッカプー専門の犬種団体がたくさんあり、私たちが適切に繁殖されていることを確認しているのです。(コッカプークラブオブアメリカは1998年に、ノースアメリカンコッカプーレジストリーは1999年に、そしてアメリカンコッカプークラブは2004年に設立されました）。このように、コッカプーの親たちは私たちの面倒を見てくれているのですから、コッカプーを愛する人たちは幸せ者ですね。